アルメニア出張

今月は1週間、今年2回目のアルメニア出張でした。西アジア、南コーカサスにあり、日本からはドバイ経由で渡航しました。パキスタン同様にテック領域におけるODAのプロジェクトであり趣旨は同じになります。アルメニアはディアスポラネットワークが特に顕著であり、米国のシリコンバレーを中心にテック領域で高い実績を有しており、アルメニア人によるユニコーンも複数存在します。パキスタン同様に資金調達のため米国法人を設立するケースが多いため、表向きは米国企業となりますが、アルメニア人が共同創業しているケースです。

アルメニア人によるユニコーンとして諸説ありますが、住設サービス業者向けサービスのSertvice Titanやポッドキャストの運用支援サービスであるPodcastle、クリエイター向けツールであるPicsart、ノイズキャンセリングサービスのKrisp、アノテーションソフトウェアのSuperAnnotate等が挙げられます。

アルメニア自体には人口は約300万人ですが、ディアスポラネットワークによりグローバルでは1000万人を越えます。スタートアップ含むテック企業は英語が非常に堪能であり、彼らがマーケットとして米国を向くのも自然と頷けます。

今回は、そもそも日本ではアルメニアはあまり知られていないため、アルメニアについて少しでもイメージを持って頂けるように1回目と2回目の出張で個人的に印象に残ったものを中心に現地の街並みと料理、犬猫に絞って様子をご紹介したいと思います。

街並み

日本人にとっては比較的な馴染みのある西欧の街並みに似ています。ちなみに写真にある山はアララト山といってキリスト教ではノアの箱舟がこの山頂あたりで発見=ノアの箱舟が辿り着いた場所と言われています。アルメニアの首都エレバンから見えるアララト山は、私たちの富士山とはまた違う神々しさを感じますね。もちろん油断は禁物ですし、場所にもよりますが、街を一人で歩いていても特に危険という印象もありませんでした。自然豊かで子供たちも多くレストランやスーパーマーケット、ショップもコンパクトに充実しており、物価も高くなく、とても住みやすそうな印象でした。

首都エレバン

行き交う人々

緑豊か公園/遊具施設

スーパーマーケット

料理

アルメニアは農産物として穀物等に加えて、ザクロや杏、そして知名度も着々と上がっているアルメニアワインの原料となるぶどう等があります。そのため特にザクロや杏を利用した料理やチョコ等の加工食品もあります。加えて、ハーブがよく料理にも使われており、ハーブティーも日本よりも一般化している印象でした。アルメニアの郷土料理についても美味しく、日本人にも合うと思いました。

アルメニア郷土料理

アルメニア郷土料理

肉料理も多いです

ハーブティー

日本食レストランのラーメン

アジア系フュージョン料理のお寿司

 

街の動物たち

最後に個人的に好きな街の犬猫をご紹介して終わりたいと思います。

空間贅沢な

安定のネコ

 

さて、ざっくりとした紹介でしたが、少しでもアルメニアって素敵な国だなと思っていただければ幸いです。次の旅行先に是非アルメニアを訪れてみてはいかがでしょうか?