
Writer:
Hisashi Ogiso
Founder & CEO
こんにちは、ストラボ代表の小木曽です。
先週人生2回目の小倉出張でした。前回は7年前位であり、新幹線で4.5hでしたが、今回は飛行機のため羽田から北九州空港まで1.5hでした。改めて日本の国土の良い意味でのその狭さを感じさせられます。日本地図を見ていると、関東近辺でも遠いと感じてしまい腰が重くなりがちですが、その先も含めて本当はもっと近いんだよねと、人生一度きりなので色々出かけて五感で経験したいなと反省です。仕事については5~6社の企業に対する海外展開支援、マーケティング・セールス領域でした。よい商材をお持ちでもその見せ方において機会損失が発生しており、アドバイザリーだけでなく、ハンズオンでサポートすることで一定の貢献ができたのかなと思います。
さて、仕事の話はさておき、今回と前回の出張で大きく異なるのは、前回の出張が33歳くらいだった記憶ですが、今回は40歳で来たこともあり(というある種の焦燥感をしばしば感じてもいた2024年でした)、仕事が終わった後は少し街並みを見るようにもなりました。30代、特に前半は出張中も仕事終わった後もひたすら次の仕事を前倒しでやるような働き方で周りの景色にもあまり目をやらず仕事ばかりしており、それがまた性にも合っていました。一方で、40歳の今となると、月並みにですがもはや「そこまで気力なし」という現状です。確かに寿命が今ほど長くない昔は40歳を「初老」としていたようで、納得でもあります。年齢は人間が決めた区切りでしかありませんが、その前提の世界で生きている以上は、ただの数字と思うこともあれば、それでもやはり脳に染み込んで、関連付けて考えてしまいます。
そんな中、前回は気づくことがなかった小倉駅の銅像が視界に。銀河鉄道のメーテルですね。シュールです。
そもそも小倉駅になぜ銀河鉄道?と疑問に思い調べてみると生みの親であり漫画家 松本零士さんと所縁がある場所のようでした。松本さんは久留米生まれ小倉育ちのようで、上京するときも熱い想いをもって小倉駅から出発したというエピソードもありました。今は亡き松本さんですが、銀河鉄道999以外にも宇宙戦艦ヤマト他名作を残した偉人です。
老いは不可避、とはいえ不可避なことは考えても不可避な事実は変わらないので上善如水のマインドを持ち、そして何歳になっても前を向いて情熱を持ち続けていたいなと思う今日この頃です。