
Writer:
Hisashi Ogiso
Founder & CEO
こんにちは、ストラボ代表の小木曽です。
先日、今期からご支援させて頂いてるクライアント企業さんに訪問してきました。勿論中身については触れられないですが、今回は余談の中で、改めて企業支援の醍醐味を感じた瞬間がありましたので、そのことを少しだけ共有できればと思います。
支援は上下ではなく、横の関係であり、経験・知見の共有。
大企業の支援には、やはりそのスケール感や仕組みの複雑さ、課題の領域に面白さがあります。また、スタートアップの支援は、彼らのバイタリティの高さがとても魅力的。そして、中小企業の支援は、基本はオーナー経営ですから会社=社長であり、家族経営も多いですから現場では生活や人生と地続きにあると感じます。実際、現場に行くと奥様や息子さん、娘さんが一緒に働いていることも多く、文字通り「家族経営」。そこに流れる空気は、月並みな表現ですが温もりがあります。
共通して言えるのは、そこでの支援は、上下ではなく、横の関係、こちらががたまたま経験してきたことで、相手が経験していないこと、かつ相手が求めていることを、共有・技術移転するだけのフラットな関係だと思います。
ランニングの話から始まった、距離感の近い会話
今回は家族経営されている中小企業さんの支援でした。訪問先の皆さんとても温かく、また社長がとても魅力的な方で私よりも一回り上の方です。
朝ご自宅近くの川沿いをランニングされているそうで、身体の締りからもそれは明らか。会話の中で「平日の忙しい中、どうやって運動の時間を捻出するか?」という話になり、私も日中の合間に公園でランニングやウォーキングをしているので、お互いが「えっ、そのタイミングで行くの?」や「途中でそのルーティン入れるの?」等のある種の無邪気なたわいもない話ですが、お互いその状況が頭でイメージしたからだと思うのですが、ニッチなところで盛り上がりました。この何気ない会話が心地よく、やっぱりこういうのがいいよねと改めて感じました。
自分自身の原点を思い出すような時間
仕事は人生において概ね避けては通れないものの、それがすべてではなく、構成要素のひとつでしかありません。職業の選択というと固いですし、視野が狭くなってしまうので、自分がどう生きたいか、どうありたいかを定期的に考えたり、見直すことが充実感に繋がると改めて思いました。